WiMAX2+とは
WiMax2+は、2013年に始まった従来のWiMAXの後継となる次世代規格で、WiMAXよりも通信速度がかなり高速化しています。すでに都市部を中心にインフラも整備されたこと、WiMax2+が利用できないエリアでは他の通信を使って端末側でカバーできるようになっており、今から契約する場合は、ほぼWiMAX2+だと思って問題ありません。
WiMAX2+の基本スペック
通信速度下り:最大440Mbps
(端末によって最大220Mbpsや最大110Mbpsになる場合があるので注意)
通信速度のぼり:上り最大10Mbps
一般的な通信プラン
通常プラン:月7GBまで利用可能
ギガ放題プラン:無制限に利用可能(ただし、3日間で3GBを超えると通信制限あり)
WiMAX2+のギガ放題プランを比較するときの注意事項
まず、WiMAX2+の440Mbpsは「ベストエフォート(最大)」なので、いつもそれだけの高速通信で利用できるわけではありません。
「端末によっては最大220Mbpsや110Mbpsになるので注意が必要です」と言いたいところなのですが、UQコミュニケーションズが公表している実測MAPでは50Mbps~120Mbpsにだいたい収まるので、実利用にはほとんど影響がないと思ってよいでしょう。
UQコミュニケーションズの実測MAPではなく実際に利用してみた感じでは10Mbpsになったりすることもあります。なんとなく不満なのですが、その速度でストレスになるほどか、と言われるとそうでもないです。感覚的には10Mbps以上の速度が出れば動画視聴などではストレスは感じない、と思っていて問題ありません。
プロバイダー毎に速度が違うとはよく言われますし、実際に違うのですが、実際に利用してみた感じではそんなに気にしなくてよいでしょう。自分がよく利用するエリアでベストなプロバイダーなんてはっきりいってわからないですし、いろんなプロバイダーで試すわけにはいかないので比べられません。住めば都状態だと思った方が良いと思います。
そうなると重要なのは、”料金”。とにかく安いギガ放題を提供しているプロバイダーやキャッシュバックのキャンペーンを実施しているプロバイダーで選んでしまうのが得策です。
もちろん、端末も色々と種類がありますが、カバンの中に入れたり、家の中に置いておく分にはこれまた大差ないのが本音です。
注意しておきたいのは、WiMAX2+のギガ放題プランは確かに使い放題なのですが、3日間で3GBを超えると通信速度制限がかかってしまいます。
自宅の光回線をWiMAX2+のギガ放題に変える人は注意が必要です。例えば、高品質の映画(例えばテレビやプレステなど)をダウンロードすると2GBを超えることもありますし、ドロップボックスなどクラウドにファイルを大量に保存している場合、フル同期するのに何か月かかっても終わりません。しかも、それ以外何にもできないことになってしまいます。
映画ぐらいであればなんとかなると思いますが、クラウドサービスを利用している人が自宅の光回線をWiMAX2+に切り替えるのは無理があるので注意しましょう。
YouTubeやオンラインゲーム、あとはネットサーフィンとラインでやり取りするぐらいの人はWiMAX2+にして、自宅でもそれを使って、持ち歩いてスマホのパケットプランを格安(基本はWiMAX2+につなぐ)にすると、相当格安で快適なネット環境を構築できるメリットがあります。
WiMAX2+でおすすめのプロバイダー
プロバイダーはたくさんありますが、最強のキャッシュバックキャンペーンをやっているGMOトクトクBBがおすすめです。ただ、キャンペーンのキャッシュバックをもらえるのが結構先なので、手続きを忘れないようにカレンダー・スケジュール管理しておくようにしましょう。
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