mineo(マイネオ)は、au・ドコモ・ソフトバンクの3つの回線から1つを選んで使える格安SIMです。料金は回線による差がなく、データ容量で選ぶ「マイピタ」と、通信速度で選ぶ「マイそく」の2種類から選べます。
音声通話付きのマイピタは3GBで月1,298円、マイそくのスタンダード(最大1.5Mbps)は月990円です(税込・2026年11月時点)。解約手数料はかかりません。
au・ドコモ・ソフトバンクの3回線から選べる
mineoでは、au回線をAプラン、ドコモ回線をDプラン、ソフトバンク回線をSプランと呼びます。以前はau回線のほうが少し安い時期もありましたが、いまの月額はどの回線でも同じです。
先に確認したいのは、手元のスマホがどの回線に対応しているかです。2021年10月1日以降に発売された端末は、総務省のガイドラインでSIMロックが原則禁止になっています。
それより前に買った端末は、SIMロック(ほかの会社のSIMを使えなくする制限)がかかっている場合があります。購入した会社の回線を選ぶか、先にロックを解除してから申し込むと、開通の段階で困りません。
SIMの形にも違いがあります。AプランとDプランはSIMカードとeSIM(本体に組み込まれたSIM)の両方を選べますが、SプランはSIMカードだけです。
マイピタはデータ容量で5段階から選ぶ
マイピタは、毎月使えるデータ容量を3GBから50GBまでの5段階から選ぶプランです。使い切れなかった分は翌月に繰り越せます。電話番号付きの「デュアルタイプ」と、データ通信だけの「シングルタイプ」があります。
| データ容量 | デュアルタイプ(音声通話+データ) | シングルタイプ(データのみ) |
|---|---|---|
| 3GB | 1,298円 | 880円 |
| 7GB | 1,518円 | 1,265円 |
| 15GB | 1,958円 | 1,705円 |
| 30GB | 2,178円 | 1,925円 |
| 50GB | 2,948円 | 2,695円 |
※月額・税込。2026年11月時点のmineoの料金表より。容量を使い切った後は最大200kbpsで通信できます。
たとえば15GBのデュアルタイプを1年使うと、1,958円×12か月で23,496円です。家族で契約すると家族割引で1回線あたり毎月55円引きになり、デュアルタイプの3回線目からは165円引きに増えます。
どのコースも、3日間で10GB以上使うと混雑を避けるための速度制限がかかります。容量の大きいコースでも、短い期間に動画を見続ける使い方には向きません。
マイそくは平日12時台の速度と引き換えに使い放題
マイそくは、データ容量の上限がない代わりに、最大の通信速度でコースが分かれるプランです。月曜〜金曜(祝日を含む)の12時台は、プレミアム以外が最大32kbpsまで落ちます。
| コース | 最大通信速度 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| プレミアム | 5Mbps(平日12時台は200kbps) | 2,200円 |
| スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
| ライト | 300kbps | 660円 |
| スーパーライト | 32kbps | 250円 |
32kbpsでは、メッセージのやり取りはできても、Webサイトの閲覧やQRコード決済はほぼ使えません。昼休みにスマホで支払いをする人は、マイピタのほうが安心して使えます。
電話番号での通話は、制限の時間帯でも普段どおりかけられます。お昼だけ速く使いたい日は、1回198円の「24時間データ使い放題」で通常の速度に戻せます。
スーパーライトは音声通話用のコースで、新規の申し込み時にしか選べません。ほかのコースからの変更はできない点に注意してください。
昼休みに通信が遅くなる仕組みは、格安SIMの速度が昼と夕方に落ちる理由の記事で解説しています。
パケット放題とmineoスイッチで容量を減らさず使う
mineoスイッチは、データ容量を消費しないように切り替える機能です。アプリかマイページで「節約ON」にすると、容量は減らない代わりに通信速度が最大200kbpsになります。
マイピタでは、この節約ONの速度を上げる「パケット放題」も使えます。コースによっては月額が無料ですが、オプションの申し込みは別に必要です。
- デュアルタイプの3GB・7GB、シングルタイプの7GBは、最大1Mbpsのパケット放題 1Mbpsが無料
- 15GB以上のコースは、最大3Mbpsのパケット放題 3Mbpsが無料
- 無料の対象外で3Mbpsにしたい場合は、月385円で追加できる(3GBのシングルタイプは対象外)
普段は節約ONにしておき、動画を高画質で見るときだけOFFにすると、容量を翌月まで残しやすくなります。マイそくの契約中は、mineoスイッチを使えません。
フリータンクで全国のmineoユーザーとデータを分け合う
フリータンクは、mineoのユーザー同士で余ったデータを入れたり、足りないときに引き出したりできる仕組みです。使うには、マイネ王(mineoのコミュニティサイト)への登録とeoIDの連携が必要です。
引き出せるのは毎月21日から月末までで、1回500MB、1か月に2回・合計1,000MBまでです。これまでに入れた量より引き出した量が多い人は、残りの容量が500MB以下にならないと引き出せません。
マイそくを契約している人は、フリータンクからの引き出しを使えません。家族や友人に余ったデータを贈る「パケットギフト」もあるので、使い分けると無駄が出にくくなります。
初期費用は3,850円から、解約手数料はかからない
申し込むときは、契約事務手数料3,850円がかかります。SIMカードで使う場合はSIMカード発行料440円が加わり、eSIMなら発行料はかかりません。
やめるときの解約手数料と、MNP(番号そのままの乗り換え)で他社へ移るときの転出手数料は、どちらも無料です。乗り換えの手順と費用は、MNPの仕組みと1年以内の解約費用の記事で紹介しています。
通話料は30秒22円です。よく電話をかける人は、10分以内が何回でもかけ放題になる月550円のオプションか、時間無制限の月1,210円のオプションを付けられます。
ほかの会社のかけ放題と比べたい人は、5分・10分・無制限のかけ放題を比較した記事をご覧ください。
2026年11月30日までの「秋のピッタリ割」
2026年9月17日から11月30日までの申し込みを対象に、mineoは「秋のピッタリ割」を実施しています。マイピタのデュアルタイプとパケット放題 3Mbpsを新規で申し込むと、月額料金が最大6か月間880円からになります。
割引は最大6か月で終わり、7か月目からは通常の月額に戻ります。1年間の支払いで比べるときは、割引が終わった後の月額も足して計算してください。
申し込みの前に済ませておくこと
先に確認したいのは、使う回線と、SIMカードかeSIMかの2点です。ここが決まれば、申し込みは次の順番で進みます。
- 手元のスマホがAプラン・Dプラン・Sプランのどれで使えるかを、mineoの動作確認端末の一覧で調べる
- 今の携帯会社でMNP予約番号を取るか、MNPワンストップに対応しているかを確かめる
- マイピタかマイそくか、デュアルタイプかシングルタイプかを選んで申し込む
- SIMカードが届いたら、またはeSIMの案内が来たら、開通の手続きとAPN設定をする
平日の昼にスマホをほとんど使わず、通信費を1,000円前後に抑えたい人には、マイそくのスタンダードが合います。昼も速さが必要な人や、月によって使う量が変わる人は、マイピタのほうが使いやすいはずです。
料金・手続きの条件は2026年11月時点の内容です。契約の前に、mineoの最新の案内で条件を確認してください。






