
ついついスマホを使いすぎ契約している通信量を超えてしまうと、ブラウジングもままならいほどの低速に通信速度を制限をされてしまうのがいわゆる「パケ死」です。
この「パケ死」になった場合には、料金を支払い容量を追加するか、低速のまま来月まで我慢するかでしたが、nuro mobileが「パケ死」を回避できる新しいサービスの提供を開始しました。どんなサービスでしょうか。
翌月の通信量を前借りでパケ死を回避
nuroといえば光回線のインターネットプロバイダーのイメージが強いですが、格安SIMを提供するnuro mobileは、ソニーネットワークコミュニケーションズが2016年10月からサービスを開始している新しいMVNOです。
nuro mobileは後発のMVNOですし、ただでさえ国内で600社とも700社とも言われるMVNOがシェアの奪い合いをしているわけで、これまでにない新しいサービスを提供しなければ生き残れない状況です。ユーザーにとってはMVNOのサービス競争により恩恵を受けられるわけですが、MVNOの中の人は激しい競争を生き残るため、常に新しいサービスを模索していると思われます。
そんな中でnuro mobileは「パケ死」に対応する新しいサービスを打ち出しました。
これまで「パケ死」した場合、翌月まで低速の回線で我慢するか、追加料金を支払い回避するなどしていた、nuro mobileは翌月の契約容量から前借りすることで「パケ死」を回避できるサービスを開始しました。
それが「データ前借り」です。
この前借りシステムを利用した場合、翌月に使える通信容量から前借りした分が差し引かれますが、「パケ死」した場合、本来なら追加料金を支払い通信容量を増やさなければならないところを、必要な分だけ翌月からチャージできるのが大きなメリットです。
nuro mobileのデータ前借りの特徴
- 事前の登録は不要で、利用者向けページから簡単に申込み可能
- 10MBから1MB単位で利用できるので、小さい単位で必要な分を指定して利用可能
- 月の最終日前日まで何度でも前借り可能
- 前借り分の容量は最後に消費される
- 前借り分の容量を使い切れなくても翌月に繰越し
根本的に毎月通信データ容量を使い切ってしまうという方は、契約している通信量を増やした方がいいですが、毎月、もしくはそれに近い頻度で月末になると「パケ死」してしまう人など少しだけデータ通信量が足らなくなるといった方には、便利なサービスです。
サービスの利用するにもデータ通信量を前借りするにも追加費用が一切かからないnuro mobileの「データ前借り」サービス、おすすめです。