
最近では古い機種のOSをアップデートすると意図的に低速に動作させているとして問題になっているiPhoneですが、2008年に「iPhone 3G」が登場して以来、現在でも国内では依然としてそのシェアは高く2017年の上半期の国内でのシェアは40%に迫る人気を依然として誇っています。
格安SIMはMVNOから出ている格安スマホではなければ使えないと考えている人も多いようですが、今使っているiPhoneでも以前使っていたiPhoneでも、特にSIMロック解除をしなくても格安SIMが使用できます。ドコモのiPhoneであれば主要なMVNOの格安SIMを使えるようになるのです。
そこで今回は日本人が持っているスマホで一番多いであろうiPhoneで格安SIMを使いたい方にピッタリのMVNOを紹介しましょう。
目次
ドコモ系の格安SIMならSIMを差し替えるだけ
格安SIMを提供するMVNOにはドコモ回線とau回線を使用する2種類がありますが、回線使用料も安くさらに通話エリアも広いドコモ回線が主流となっています。その為、ドコモのiPhoneを使用している方は格安SIMを使用しやすい環境となっています。
docomoのiPhoneで格安SIMが使えるのはコレ
機種 | iPhone X、8/8Plus、7/7Plus、SE、6S/6Plus、6、5S、5C |
SIMロック解除 | 必要なし ドコモ系の回線を使用するMVNOであればSIMを入れ替えるだけで使用可能。 SIMロックを解除することで、ドコモ系・au系のどちらの格安SIMでも利用可能に。 |
格安SIMの利用回線 | ドコモ系 入れ替えるだけで使用可能 au系の格安SIMはSIMロック解除が必要。 |
テザリング | OK au系の格安SIMでデザリングができるのは、 UQ mobile BIGLOBE のみです。 |
iPhone 5S・5Cは少し古い機種ですがサイズ感から使用している方も多いかもしれません。この2種はSIMロックを解除しなくてもドコモ系の格安SIMであればSIMを入れるだけで使用可能になります。
そして比較的新しいiPhone 6以降はSIMロック解除が必要になります。SIMロックを解除することでドコモ系・au系のどちらの回線の格安SIMでも使用可能になります。この表よも古い機種、iPhone 4S以前の機種は、各MVNOともに動作確認を行っていません。しかしドコモ系のSIMであれば使える場合が多いようです。
テザリングには注意が必要
新しいiPhoneはSIMロックを解除することで格安SIMが使用可能になります。SIMロックを解除することでドコモ系でもau系でもどちらの回線を使用する格安SIMのしようが可能になります。しかしテザリングを利用したい場合には要注意です。ドコモ系の格安SIMであればどのMVNOでもテザリングが可能ですが、au系の格安SIMの場合はUQ mobileとBIGLOBEの2つのMVNOだけがテザリングが可能です。
SIMロック解除は無料
ドコモで契約中のiPhoneをSIMロックするのに、電話やドコモショップで行った場合には3,000円の手数料が必要になりますが、My docomoからの手続きであれば手数料は必要ありません。
一括購入の場合にはすぐにできますが、分割払いでの購入や端末購入サポートを使った購入の場合、SIMロック解除はiPhoneを購入してから100日以上経たないと行えないことも注意しておきましょう。
ドコモ系のおすすめ格安SIM
ドコモの回線を使用するMVNOの中でも特におすすめのMVNOを紹介しておきましょう。
BIGLOBEモバイルは、複数の調査で高い顧客満足度とサービスを実現しているMVNOです。そのBIGLOBEモバイルの特徴を見てみましょう。
BIGLOBEモバイル
docomoでもauでもそのまま使えるマルチキャリア
BIGLOBEモバイルは、docomo系の回線を使うタイプDとau系の回線を使うタイプAの2つの料金プランがあり、docomoでもauでも今使っているスマホのSIMを差し替えるだけで使えるマルチキャリアが特徴です。
エンタメフリーオプションで動画・音楽を楽しみ放題
BIGLOBEモバイルは、料金に加えて月額480円からの定額で対象の動画や音楽をデータ通信量の制限なく楽しめるカウントフリーオプションを用意。音楽も動画も見放題聴き放題が可能になります。
対象となるサービスには、YouTube・Google Play Music・Apple Music・AbemaTV・Spotify・AWA・radiko.jp・Amazon Music・U-NEXTがラインナップされています。
余ったデータ容量は翌月に繰越可能
使い切れずに余ってしまったデータ通信容量も、翌月に繰り越すことが可能です。翌月に繰り越せる容量の最大値は、利用のプランの月間高速データ通信容量と同量です。例えば12GBプランなら最大12GBまで翌月に繰り越しが可能です。仮に何かの都合で1ヶ月使わなかったとしてもデータ容量が無駄にならない嬉しい仕様になっています。
LINEモバイル
カウントフリーで対象サービスが使い放題
LINEフリープランでは、LINEの通話・トークが使い放題となり、コミュニケーションフリープランではLINEに加えて、Twitter・Facebook・Instagramは使い放題となります。
さらにMUSIC+プランではLINE・Twitter・Facebook・Instagramに加えてLINE MUSICが使い放題になります。
データ通信量にカウントされません。
LINEのID検索が可能
LINEモバイルでは大手キャリアと同様に年齢認証が可能なので、格安SIMのデメリットのひとつである「LINEのID検索ができない」が解決されています。
友達の登録には他の方法もあるのですが、LINEをよく使う人には便利でしょう。
家族や友だちにデータのやり取りが可能
LINEモバイルでは、LINEを使って友だちにデータをプレゼントしたり、されたりすることが可能です。
LINEで使えるポイントがもらえる
LINEモバイルでは、月額基本利用料の1%分のLINEポイントが毎月貯まります。
貯まったポイントでLINEスタンプなどのLINEアプリ内コンテンツを購入に使用できます。