
3大キャリの1つauを展開するKDDIは10日、スマートフォン向けの新料金プランを発表しています。
今回発表された新しいスマートフォン向けの新料金プランは、端末購入の割引を無くす代わりに通信料金を格安スマホ並みの月1,980円から利用できるプランや、従来プランから1,500円程度割り引くプランとなっています。
現在のところ料金面でメリットの大きい格安SIMのシェアは全体の1割り程度で、依然としてほとんどの方は大手キャリアの携帯電話を使用しているのが現状ですが、格安SIMの勢いを無視できないと言ったところでしょうか。
実際にauはサブブランドとしてUQ mobileをMVNOとして展開しています。
ではauの新しい料金プランを見てましょう。
新たに投入するプランは「auピタットプラン」と「auフラットプラン」の2種類で、いずれも端末購入割引を無くす代わりに従来プランよりも通信料金を大幅に安くし、7月14日から提供を開始しています。
auピタットプランは、利用者が使用したデータ利用量に合わせて5段階の定額料金が自動的に適用され、月3GBの利用の場合、利用料金は従来プランよりも720円安い月5,480円となります。月1GB以下の利用の場合には、キャンペーンや固定通信とのセット割引を適用すると格安スマホ並みの月1,980円から利用が可能になります。
このプランは学割向けに提供していたもので、それを一般利用者向けにも拡大したことになります。
auフラットプランは、データ利用料を月20GBなどを利用するヘビーユーザー向けのプランで、20GBプランの場合、5分間の国内通話のかけ放題を含めて従来よりも1,500円安い月6,500円で利用できます。
ポイントは端末購入割引がなくなったことでしょうか。
人によっては今までよりも割高になってしまうというと言ったこともあるかもしれませんね。
auのサブブランド「UQ mobile」ってどうなの?
UQ mobileの料金の月額料金を見てみましょう。
スマホ・SIMをセットで購入の方向けプランでは、以下のようになっています。
しかしみなさんが気になるのは、「UQ mobileってどんな会社なの?」や「大手キャリアと同程度のサポートはついてるの?」といったことだと思います。
全国に2,500店舗を展開
UQ mobileを提供する「UQコミュニケーションズ」は、これまでのWEB申込のみの対応から2016年9月よりサポートを拡張し、直営店である「UQスポット」を主要都市から順次開設しております。
さらに、こうした直営店舗の他、大手家電量販店をはじめとしたUQ mobileを取り扱う販売代理店が、いまや全国に合わせて2,500店舗近くあり、リアルタッチポイント面でも大手通信キャリアに引けを取らない店舗数になってきており、店頭での即時開通や、故障相談などに対応してます。
(2017年6月上旬現在)
MVNOは店舗網を持たいないことでコストダウンを行い料金を低く抑えているのですが、最近では大手キャリア同様に大規模な店舗網を展開するMVNOが増えています。
UQ mobileもその1つということですね。
もちろん今までのようにチャットで即時問い合わせも行っているので、気になるサポート体制はMVNOでもトップクラスです。
運営はUQコミュニケーションズ
UQ mobileを提供するUQコミュニケーションズは、大手通信キャリアの1社であるauを展開しているKDDIを筆頭にJR東日本・京セラ・大和証券グループ・三菱東京UFJ銀行といった錚々たる大手企業から成り立っており、資本金も1,420億円、設立10年目を迎えるMVNO企業の中でも最大手企業と言っても過言ではない企業ですので、安心して切り替えてもらって問題ないと断言いたします。
UQ mobileは、これから格安SIMを初めたいといった方にピッタリではないでしょうか。