楽天モバイル プラン選択のポイント徹底解説

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プランの種類

現在楽天モバイルには大きく分けると昨年から始まった「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」の2つのメインプランがあります。この2つのメインプランを元に、端末セットのプランやデータSIM専用など細かなプランが紐づく形になっています。

スーパーホーダイ

高速通信容量と国内5分かけ放題がセットなっていて、仮に高速通信容量を使い切ってしまったとしても最大1Mbpsは無限に使い放題という安心且つお得なセットプラン。また、このスーパーホーダイにはS(2GB)、M(6GB)、L(14GB)と高速通信容量別に3種類からの選択が可能となっています。ただし、このスーパーホーダイはいずれの種類も国内5分かけ放題が最初からセットになっているため、通話SIMを希望される方しか対象にならないプランとなってます。

組み合わせプラン

一方こちらの組み合わせプランの方は、読んで文字の通り、いろいろな条件から組み合わせてプランを設定することができる構造となっています。例えばSIMの種類は「データSIM(SMSなし)」「050データSIM(SMSあり)」「通話SIM」の3種類から選択することが出来ます。また、高速通信容量別のプランも「ベーシックプラン」から「30GBプラン」の6種類から選択することができ、それぞれの細かな組みあせを合計すると18種類の組み合わせから選択することが可能となってます。

それ以外はそれぞれオプションの付加で条件が変わったり、端末をセット購入するような付随プランがあります。

両プランの違い

前述の通りメイン2プランの違いは明瞭ですね。一つはかけ放題を最初からセットにされているプランと細かく組み合わせられるプランです。では、この両プランはたしてどちらがオトクなのでしょうか?検証してみます。

スーパーホーダイの方は昨年からスタートしたばかりの比較的まだ新しいプラン且つ、シンプルでわかりやすいプランです。更には楽天会員の場合だと契約初年度は毎月1,000円OFFしてもらえる特典付きであるため、一見みると断然スーパーホーダイの方がオトクであるような錯覚を植え付けられます。しかし、よくよくみると細かな落とし穴が仕込まれていますので、検討されている方は予め認識した上で進めることをオススメいたします。その内容の一つ目は1,000円OFFなのは初年度の12ヶ月間のみで、13ヶ月目からはそれぞれ表示されている金額に1,000円が追加された金額になります。二つ目はお得に見える国内5分かけ放題です。こちらはこのスーパーホーダイを契約している限り不要になっても外せません。三つ目、こちらが軽視しがちになるのですが、通信が混み合う時間帯である毎日「12時〜13時」「18時〜19時」の2つの時間帯の通信速度が最大で300Kbpsになってしまうのです。これが最大の盲点であり、落とし穴でもあるのです。たった2時間の間多少遅くなるくらいいいかなっとも思ってしまいがちなのですが、最大で300Kbpsなので、ほぼすべての通信が致命的に遅くなってしまいます。また、この2つの時間帯はたしかに使用頻度が高くなる時間帯でもあるので、スマホヘビーユーザーにとってはかなり不便なデメリットとなります。

対して組み合わせプランの方は、かけ放題などのオプションも含め自由に組み合わせることが可能となっており、1ヵ月毎に使用用途やニーズに合わせてプランの変更もできます。また、スーパーホーダイでは大きなデメリットであった毎日特定時間帯での速度低下の条件は含まれていません。では、ちらの組み合わせプランでの盲点は何があるのか?それはベーシックプランを選んでしまうと通信速度が200Kbpsであるという点です。このベーシックプランだけ極端に安い料金設定になっていますが、実利用には適しませんので、ご注意を頂きたいところです。また、どちらのコースにも最大1Mbps使い放題はついていません。それと、1ヵ月の契約プラン内の高速通信容量を使い切ってしまった場合は、月が変わるまでは200Kbpsに制限されてしまいます。

新規契約orのりかえのタイミングは?

プランの種類と特性はご理解いただけたかと思います。では次に他キャリアもしくは、新規契約をする際に月のどのタイミングで契約をするのがベストなのか?という点です。これは新規かMNPかによって理想的なタイミングは異なります。

楽天モバイルを新規契約される場合(他キャリアを解約して新規契約する場合も含む)は、断然月初に行われるのがベストです。楽天モバイルは常にいろいろなキャンペーンを実施しており、そのキャンペーンの適用はほとんどの場合月単位となっており、月中や月末に契約してキャンペーンの権利を得た場合、契約当月が1ヵ月めになってしまうため、月中や月末だとキャンペーンの適用期間が短くなり損をしてしまいます。ですので、楽天モバイルを新規契約する場合は月初、可能であれば1日に契約するのがベストといえます。

次にMNPの場合ですが、こちらは慎重に検討する必要があります。転出先が大手通信キャリアだった場合、多くの場合定額の高速通信プランとかけ放題もしくは、基本料金等の固定費用と、プロバイダ料金がセットになって月額料金が構成されています。この内日割り算出対象はプロバイダ料金と各種オプション費用だけで、料金構成要素の大半を占める高速通信プランとかけ放題プランの料金は起算日ベースでの1ヵ月単位となってしまいます。ですので、切替のタイミングは当月の高速通信量を早めに使い切ってしまい、月中から下旬にかけてのりかえするのがベストと言えます。ただし大手キャリアによって起算日は異なりますので、ご注意ください。

楽天モバイル利用でのベストシナリオとは

では最後にこれから楽天モバイルを主回線として契約しようとされている方に対して、結論として楽天モバイルの選択はそもそもいいものなのか?また、どのような契約をしていくのがよいものかを、お伝えいたします。

まず結論として格安SIM業社として楽天モバイルの選択は大正解です。理由はいくつかありますが、業界2位の大手業社である点(回線数や利用容量で大手キャリアに対して大きな貢献をしているため、卸価格でも優位な料金が提供されやすい)、また、プランも利用用途に合わせて選べ、主回線として利用しようとした場合バランスがいい。大手キャリアに比べ圧倒的にコストが安くなるが、他の格安SIM業社と比べても楽天ポイントとの連携もあり相乗的なメリットが見込めます。

では楽天モバイルを契約する場合どのようなプラン選択をすればよいのか?っという点ですが、上述したとおり、スーパーホーダイと組み合わせプランではそれぞれ一長一短のメリットデメリットがあるのですが、今回が楽天モバイルを初めて契約という方前提でご提案する場合、初年度キャンペーンが適用されているスーパーホーダイを最初の1年契約し、2年目以降は組み合わせプランに変更する。もしくは、そのタイミングで他社も含めて、その時一番魅力的なキャンペーンを展開しているプランに変更する。というのがわたくしどもが提案するベストシナリオです。

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