MMDLaboは3月12日、格安SIMサービスの利用動向を発表しました。
周りでも実際に使っている人や格安SIMへの乗り換えを考えている人も増えてきているのではないでしょうか。そんな拡大中の格安SIMの最新の利用動向を見てみましょう。
これから格安SIMへ乗り換えを考えている場合には、MVNO選びの参考になるかもしれません。
楽天モバイル
楽天モバイルの評判は?特徴・料金プランを徹底解説
楽天市場を始めとする楽天グループのMVNOが楽天モバイルです。
“楽天”と冠が付くだけに楽天のサービスを使ったことがある方ならご存知の「楽天スーパーポイントプログラム」との連携が大きな特徴ですが、楽天モバイルはどのような特徴があるのでしょうか。
その楽天モバイルの特徴や料金プラン、さらに評判についても紹介しましょう。
楽天モバイル プラン選択のポイント徹底解説
プランの種類
現在楽天モバイルには大きく分けると昨年から始まった「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」の2つのメインプランがあります。この2つのメインプランを元に、端末セットのプランやデータSIM専用など細かなプランが紐づく形になっています。
スーパーホーダイ
高速通信容量と国内5分かけ放題がセットなっていて、仮に高速通信容量を使い切ってしまったとしても最大1Mbpsは無限に使い放題という安心且つお得なセットプラン。また、このスーパーホーダイにはS(2GB)、M(6GB)、L(14GB)と高速通信容量別に3種類からの選択が可能となっています。ただし、このスーパーホーダイはいずれの種類も国内5分かけ放題が最初からセットになっているため、通話SIMを希望される方しか対象にならないプランとなってます。
組み合わせプラン
一方こちらの組み合わせプランの方は、読んで文字の通り、いろいろな条件から組み合わせてプランを設定することができる構造となっています。例えばSIMの種類は「データSIM(SMSなし)」「050データSIM(SMSあり)」「通話SIM」の3種類から選択することが出来ます。また、高速通信容量別のプランも「ベーシックプラン」から「30GBプラン」の6種類から選択することができ、それぞれの細かな組みあせを合計すると18種類の組み合わせから選択することが可能となってます。
楽天モバイルの「スーパーホーダイ」の罠・デメリット(実速度・違約金・口コミ・テザリング)
格安SIM業界で圧倒的シェアを誇る楽天モバイル
楽天モバイルは楽天会員から高い支持で、名実ともに人気1位を誇る格安SIMサービスです。以下はMMD総研が調査・発表した利用している格安SIM業者の割合を示すグラフですが、格安SIMを利用している人の4人に1人が楽天モバイルを利用しているという結果になっているとおり、圧倒的シェアを誇っています。
なお、楽天モバイルに次いで、mineo(マイネオ)やOCNモバイル・IIJmio(みおふぉん)が続いています。さらに、UQモバイルやBIGLOBEモバイルといった大手プロバイダーが名前を連ねていますし、様々な業界で安価なサービスを提供し続けているDMMモバイルや、圧倒的な顧客基盤を持つLINEモバイルなど新しく格安SIM業界に参入して低価格&独自サービスを提供している新規参入企業も比較的健闘しています。
一時、日本を代表する大手企業がグループ会社などを通じて次々に参入したわけですが、楽天グループの底力と人気をこのアンケート結果からあらためて感じることができます。
楽天モバイルのスーパーホーダイとは

楽天モバイルのスーパーホーダイの特徴・メリット
- 1回5分までの通話かけ放題オプションが含まれている(オプション価格は850円/月)
- 通信速度最大1Mbpsの低速通信モードが無制限で使い放題
- 各プラン基本料金が1年間1,000円割引(楽天会員になっていることが条件)
- 長期契約割引最大2万円(2年以上から適用)
- 楽天会員ランクがダイヤモンドなら、さらに500円割引(初年度、条件クリア時のみ適用)
- テザリングにも対応
上記の5点は今回のスーパーホーダイの特に注目すべきポイントです。その他にも契約期間中は楽天市場でのポイントが常に2倍になる点、支払いに楽天スーパーポイントを利用できる、既存の楽天モバイルのプランからの変更も可能など細かな利点もたくさんあります。もちろんMNP対応なので、今使っているスマホをそのまま利用することも可能です。そして注目すべき金額面は、なんと1,980円(税別)から、楽天ダイヤモンド会員は1,480円(税別)から利用するとこができることです。
「楽天モバイル」が電話かけ放題サービスの「楽天でんわ かけ放題 」を2018年2月28日で終了
楽天が提供している格安SIM/格安スマホの「楽天モバイル」が電話かけ放題サービスの「楽天でんわ かけ放題 」を2018年2月28日で終了することを利用者に案内しています。
楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルとは
楽天が提供する専用の通話アプリで発信する電話を無制限で利用できるサービス。月額料金は2,380円(税込)で、利用回数も通話時間も全く制限なく利用できることが特徴の通話プランです。ドコモで言う「カケホーダイ」のように携帯キャリアもサービスを提供しており、サービス自体は特に珍しいものではありません。(ただし、格安SIM事業者の提供はほとんどない)
3月以降に通話を終了すると3月分の通話料金に!
注意しなければならないのは、現在「楽天でんわ かけ放題 」を利用している人。サービス提供が終了するので3月1日以降は従量制(30秒10円!!!)に勝手に切り替わってしまうこと。しかも、2月から電話をかけて3月に突入した場合の通話も3月1日以降に通話を終了すると、「3月分の通話」として課金されることになる点です。
例えば、2月28日の22時に通話を開始して翌3月1日の1時に通話を終了(通話時間3時間)した場合、3時間の通話が全て3月分の通話として課金されてしまいます。30秒で10円。1分で20円。180分なので、、、、3,600円!!3月に入ってわずか1時間しか経っていないのも関わらず、3,600円の課金が確定してしまうことになります。
利用者の人は、くれぐれも注意しましょう。
【楽天モバイル】必見!050データSIMの主な特徴
楽天モバイルが提供する「050データSIM」とは?
聞き慣れないサービス名ですので、格安SIMの比較検討時に疑問に感じたり、不安感さえ覚えた人も少なくないのではないでしょうか。
そんな疑念を解消すべく、以下に「050データSIM」のメリット・デメリットなどのポイントについてまとめてみました。
050データSIM powered by Rakuten Viberとは
楽天モバイル提供の「050データSIM Powered by Rakuten Viber」とは、音声通話機能がないSMS付きデータ通信専用SIMで利用できるサービスです。
但し、「Viber」というVoIPサービスを利用し、楽天モバイルのSMS付きデータ通信SIMに新たに050から始まる電話番号が付与されたことで、通話も可能にしたサービスになります。
また、月額利用料も通常のSMS付きデータ通信SIMプランと同じ料金で提供されますので、かなりなお得感があります。
では、050データSIMは普通のSIMとどう違うのか、チェックしてみてください。
☑「110」や「119」などの緊急通報など、一部の番号にはかけられない
050データSIMは、全ての電話番号にかけられるわけではありません。110番や119番のような緊急電話にはつながりません。
滅多にかけることはないかもしれませんが、特に女性やお子さんなど万が一の時のことを考えると、通常SIMを契約した方が安心ですね。
☑番号通知機能がつかえます!
050データSIMは、番号通知機能が利用できます。
LINEなどのアプリの通話機能では、番号通知機能が使えないので、かけた相手が不審に思って出てくれないケースも想定できてしまいます。
楽天モバイルの050データSIMなら番号通知機能が使えるので、その点は安心ですね。
※但し、184を付けて発信しても、非通知での発信はできませんのであしからず。
☑電話のかけ過ぎには注意しましょう
050データSIMは、データ通信を利用して通話を可能にしているため、通話料金+データ通信量を消費することとになるので、かけ過ぎには注意が必要です。
なお、通話料の目安は、携帯電話宛なら1分10.6円、固定電話宛なら3.24円と公示されています。
~ まとめ ~
いかがでしたでしょうか?
050データSIMのメリットを活用し、2台目としてのご利用やご家族用として、LINEなどのアプリと合わせて使い分けると、通話料金も節約でき便利に利用できそうですね。
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楽天モバイルはご存知の通り、あの楽天市場や今季絶好調のプロ野球楽天ゴールデンイーグルス球団で知られる「楽天グループ」の格安SIM提供会社です。
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