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格安SIMの選び方 約6分で読めます

格安SIMを通話のみで持つ最安は?番号を残す7社の月額

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データはほとんど使わず、電話番号だけを残したいなら、いちばん安いのは基本料0円のpovo2.0です。ただし有料トッピングの期限が切れてから180日間、新しく買わずにいると利用停止になり、そのまま30日たつと契約が解除されて番号を失います。

何もしなくても番号が残るプランなら、2026年11月5日時点でmineoのマイそく スーパーライトが月250円、HISモバイルが月280円(100MB未満の月)、日本通信SIMが月290円です。どこがいちばん安いかは、月にどれだけ電話をかけるかで変わります。

povo2.0は有料トッピングを180日買わないと止まる

povo2.0は基本料が0円で、データや通話は「トッピング」として必要な分だけ買い足します。トッピングを何も買わなくても回線は残り、データ通信は最大128kbpsで使えます。

povoのよくある質問には、利用停止の条件が書かれています。有料トッピングの有効期限が切れた日の翌日から180日間、新しく買わないと、事前に通知が届いたあとで利用停止になります。

利用停止になってから30日以内に有料トッピングを買わないと、契約が解除されます。契約が解除されると、その電話番号は使えなくなります。

例外は、同じ180日間に通話料とSMSの送信料が合わせて660円(税込)を超えた場合です。30秒22円の通話なら、15分を超えて電話をかけていれば停止の対象から外れます。発信が少ない人は、半年に1回は有料トッピングを買う必要があります。

通話のみで使える7社の最低料金と通話料(2026年11月5日時点)

番号を残す目的で候補になる7社の料金は、2026年11月5日時点で次のとおりです(各社の公式の料金ページより)。月額はいずれも税込で、初期費用やユニバーサルサービス料などは含みません。

会社・プラン いちばん安い月額 国内の通話料 短い通話の定額 条件・注意点
povo2.0 0円 30秒22円 5分以内通話かけ放題 月550円 180日に1回は有料トッピングが必要
mineo マイそく スーパーライト 250円 30秒22円 10分かけ放題 月550円 通信は最大32kbps。新規の申し込み時だけ選べる
HISモバイル 自由自在3.0 280円 30秒9円(1通話ごとに計算して1円未満を切り捨て。1分の通話は19円) 6分かけ放題 月500円 データ利用が100MB未満の月だけ。超えた月は550円
日本通信SIM 合理的シンプル290 290円 30秒11円 通話5分かけ放題 月390円 1GB込み。1GBを超えると1GBごとに220円
IIJmio ギガプラン 850円 30秒11円 通話定額5分+ 月500円 データ2GBの音声SIM
LINEMO ベストプラン 990円 30秒22円 通話準定額(5分) 月550円 3GBまで
楽天モバイル 最強プラン 1,078円 Rakuten Linkなら0円、標準の電話アプリは30秒22円 アプリからの発信は時間を問わず無料 3GBまで(最強家族割で110円引き)

表の上の4社は、データをほとんど使わない人に向けた料金なので、ほかの3社より月額が大幅に安くなっています。LINEMOと楽天モバイルは3GBまで使えるので、外でも地図やメールを使う人に向いています。

電話をかける回数で、いちばん安い会社が入れ替わる

国内の通話料は、電話をかけた側に請求されます。家族や病院からの電話を受けるだけなら、上の表の月額だけで済みます。

自分から電話をかける人は、通話料か、かけ放題の料金が月額に加わります。次の2つの使い方での月の支払いは、下の表のとおりです(当編集部の試算)。データは使わない前提で、通話料は上の表の料金で計算しています。

  • 使い方Aは、1分ほどの電話を月に10回かける場合(発信は月10分)
  • 使い方Bは、5分以内の電話を月に12回かける場合(発信は最大で月60分)
会社 使い方Aの月額 使い方Bの月額 Bで使うかけ放題
povo2.0 440円 550円 5分以内通話かけ放題
HISモバイル(100MB未満の月) 470円 780円 6分かけ放題
日本通信SIM 510円 680円 通話5分かけ放題
mineo スーパーライト 690円 800円 10分かけ放題
IIJmio 1,070円 1,350円 通話定額5分+
楽天モバイル(Rakuten Linkで発信) 1,078円 1,078円 不要
LINEMO 1,430円 1,540円 通話準定額

使い方Aでは、povo2.0が月440円でいちばん安くなります。月10分の発信を続けると180日で通話料が660円を超えるため、povoの利用停止の対象にもなりません。

使い方Bでは、povo2.0の次に日本通信SIMが安くなります。通話5分かけ放題が月390円と安く、290円の月額と合わせても700円を切ります。1回の通話がもっと長い人は、5分・10分・無制限のかけ放題を比べた記事で、月額の差を確かめられます。

1回の電話が10分を超えることが多い人は、楽天モバイルのRakuten Linkが有利になります。アプリから発信した国内通話は時間を問わず無料で、月の支払いは1,078円のまま変わりません。

月250円・280円・290円のプランにはそれぞれ制限がある

何もしなくても番号が残る3つのプランは、料金の安さと引き換えに制限があります。申し込む前に、自分の使い方と合うかを確認してください。

  • mineoのスーパーライトは、通信速度が最大32kbpsです。メールの文字を読む程度でも時間がかかります。新規に申し込むときだけ選べ、ほかのコースからは変更できません。
  • HISモバイルの280円は、その月のデータ利用が100MB未満だった場合の料金です。スマホのアプリが自動で通信するだけでも100MBに届くことがあり、その月は550円になります。契約時の事務手数料は3,300円(税込)です。
  • 日本通信SIMは1GBまで使えるので、外で少し調べものをする人にも向いています。契約時には初期手数料3,300円(税込)がかかります。

電話番号を残すだけなら、スマホのモバイルデータ通信をオフにしておく方法もあります。Wi-Fiだけで使えば、HISモバイルでもデータ利用が100MB未満に収まりやすく、月280円で済みます。

通話料が30秒22円のままの会社と、半額以下の会社がある

表のとおり、通話料は30秒22円の会社と、30秒11円以下の会社に分かれます。日本通信SIMとIIJmioは、標準の電話アプリから発信しても30秒11円です。

以前の格安SIMは、専用の通話アプリを使わないと通話料が安くなりませんでした。今は標準の電話アプリのままで安くなる会社が増えています。仕組みの移り変わりは、格安SIMの通話料の仕組みを説明した記事で紹介しています。

楽天モバイルは、Rakuten Linkを使わずに標準の電話アプリから発信すると30秒22円かかります。0570で始まるナビダイヤルなど、アプリから発信しても無料にならない番号もあります。

povoの利用停止の知らせを受け取った人の体験談

当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。

  • povoから、トッピングを長く買っていないことを知らせるメールが届いた人がいました。本当に止まるまで何日あるのか、止まる直前にもう一度知らせが来るのかが分からず、不安になったそうです。
  • サブの回線としてpovoを持ち続けている人の中には、利用停止を予告するメールが来るたびに有料トッピングを買い、番号を残している人もいました。

これらは個人の体験です。povoのよくある質問には、利用停止の前に通知が届くと書かれています。通知を見落とさないよう、povoに登録したメールアドレスを普段使うものにしておいてください。

番号を残すSIMは4つの手順で決める

  1. 月に自分から電話をかける回数と、1回の長さを書き出します。受けるだけなら、月額の安さだけで選べます。
  2. 外でデータ通信を使うかを決めます。使わないならpovo2.0・mineo・HISモバイル・日本通信SIMの4社、少し使うなら日本通信SIM・IIJmio・LINEMO・楽天モバイルが候補です。
  3. povo2.0を選ぶなら、半年に1回は有料トッピングを買えるかを考えます。忘れそうな人は、月額250円〜290円のプランのほうが番号を失う心配がありません。
  4. 今のスマホがその会社の回線で使えるかを確認します。回線ごとに使えるスマホの見分け方は、音声通話SIMの月額を比べた記事で紹介しています。

料金・手続きの条件は記載時点の内容です。契約の前に、各社の最新の案内で条件を確認してください。

格安SIM比較.net 編集部

掲載情報は各社公式サイトの情報を確認して作成しています。

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