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格安SIMの選び方 約5分で読めます

安い光回線の選び方|月額でなく、住む年数分の総額で比べる

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安い光回線を選ぶときは、月額よりも、住む予定の年数で払う総額を比べてください。戸建てに新しく申し込んで36か月使い続けた場合の総額は、NURO 光が167,460円、BIGLOBE光が200,508円、ドコモ光が210,870円相当です。ドコモ光は、もらえるdポイントを1ポイント1円として計算しています。

ところが12か月でやめると、3社の差は約1万円まで縮まります。NURO 光とBIGLOBE光は、工事費と同じ金額を毎月の料金から割り引くため、途中でやめると工事費の残りを払うことになるからです。

総額は5つの金額を足したり引いたりして出す

光回線の広告では月額が目立ちますが、実際に払うお金には、初期費用や解約時の費用も入ります。総額は、次の5つを足したり引いたりして出します。

  1. 月額料金×使う月数(割引が終わった後の月額も含める)
  2. 契約事務手数料
  3. 開通工事費
  4. 工事費の割引、またはその代わりにもらえるdポイント(もらえた分だけ引く)
  5. 途中でやめたときの解約金と、工事費の残り

4と5は、何か月使うかで金額が変わります。同じ3社を比べても、3年住む人と1年で引っ越す人では、総額の差の大きさが変わります。

3社の料金と初期費用(2026年11月6日時点・戸建て)

ドコモ光・NURO 光・BIGLOBE光の戸建て・新規契約の料金は、2026年11月6日時点で次のとおりです。

項目 ドコモ光(1ギガ タイプA) NURO 光(2年割) BIGLOBE光(1ギガ・3年)
月額 5,720円 1〜24か月目3,980円、25か月目から5,720円 5,478円
契約期間 2年(自動更新) 36か月(自動更新。2年割は割引の名前で、契約期間は2年ではない) 3年(自動更新)
契約事務手数料 4,950円 3,300円 3,300円
開通工事費 28,600円 55,000円 28,600円
工事費の割引 工事費と同じ金額のdポイントを、利用開始8か月目から24か月に分けてもらえる 工事費と同じ金額を36か月かけて月額から割引 工事費と同じ金額を36か月かけて月額から割引
契約期間中の解約金 5,500円 3,643円 4,100円

金額は税込みで、工事費は作業員が家に来て配線する場合の金額です。NURO 光の月額には、Wi-Fiルーターの料金550円が含まれています。2年割が続く1〜24か月目の3,980円は、ルーター代の550円を割り引いた後の金額です。BIGLOBE光は、ルーターを別に用意する必要があります。

12か月でやめると、3社の総額の差は約1万円に縮まる

上の条件で当編集部が計算した総額は、次のとおりです。スマホとのセット割、期間限定のキャッシュバック、ルーターの購入費は含めていません。

光回線 36か月使った場合の総額 12か月でやめた場合の総額 12か月でやめたときの工事費の残り
NURO 光 167,460円 91,351円 36,648円
BIGLOBE光 200,508円 92,144円 19,008円
ドコモ光 210,870円相当 101,719円相当 なし(工事費28,600円は全額を支払う)

ドコモ光の総額は、もらったdポイントを1ポイント1円として差し引いた金額です。12か月でやめた場合にもらえるのは5か月分で、5,971ポイントです。

36か月で見るとNURO 光の安さが目立ちます。月額が2年間3,980円に下がるためです。NURO 光では利用開始から17か月後に1万円のキャッシュバックもあり、受け取れば総額は157,460円になります。

12か月でやめると、NURO 光とBIGLOBE光の差は793円まで縮まります。NURO 光は工事費が55,000円と高く、払い終わっていない分が多く残るためです。

工事費が実質0円でも、途中でやめると残りを払う

工事費が実質0円という案内は、工事費がかからないという意味ではありません。実際には工事費を払い、同じ金額を毎月の料金から割り引いてもらうか、dポイントで受け取る仕組みです。

割引を受けられるのは、使い続けている間だけです。NURO 光とBIGLOBE光は、36か月より前にやめると、残りの工事費をまとめて請求されます。

ドコモ光は、工事費の割引の受け取り方が違います。工事費は一括か分割で全額を払います。その後、同じ金額のdポイントを、利用を始めて8か月目から24か月に分けてもらえます。やめた翌月からはもらえなくなります。手元のdポイントの有効期限は、付与された月を含めて6か月です。

総務省の乗り換えの注意点をまとめたページによると、2022年7月1日以降の個人の契約では、解約金の上限は月額料金です。工事費の残りにも上限があります。事業者が請求できるのは、使った期間が長いほど少なくなり、契約期間が終わる時点でゼロになる金額までです。

解約金は月額料金までに抑えられていても、工事費の残りは数万円になることがあります。光回線を選ぶときは、解約金と工事費の残りを分けて考える必要があります。

解約するときは、撤去費がかかるかも確かめる

解約や撤去については、次のような体験談がありました。

  • 夏に引っ越して契約した光回線が1日に何度も切れ、遠隔での点検や訪問修理でも直らなかった。解約を申し出ると、工事費の残りを払う必要があると言われた
  • 持ち家で光回線を何度か乗り換えたが、撤去工事は費用がかかるので頼まず、使わないケーブルは残したままにしている

これらは個人の体験で、契約の時期や条件により結果は異なります。つながりにくさが改善しないまま解約金や工事費の残りを求められたときは、消費者庁の消費者ホットライン(188)から、近くの消費生活センターに相談できます。

撤去工事も、会社によっては費用がかかります。たとえばauひかり ホームでは、2018年3月1日以降の申し込みなら、撤去を頼むと31,680円かかります。撤去が必要かどうかは、契約する前に申し込む会社に聞いておいてください。

住む予定の年数を決めてから選ぶ

最初に、今の家にあと何年住むかを決めてください。年数が決まれば、何か月分の総額を比べればよいかも決まります。

  1. 住む予定の年数を月数に直し、その月数分の総額を出す
  2. 工事費の割引が何か月で終わるかを見る(住む年数より長いと、工事費の残りを払うことになる)
  3. 月額の割引(NURO 光の2年割など)が終わった後の月額を、残りの月数分だけ足す
  4. 家族のスマホにセット割が付くかを調べ、付くなら割引額を総額から引く
  5. 今の光回線から移る人は、工事がいらない乗り換えができるかを調べる

4つ目のセット割の割引額は、家族の回線数によっては光回線どうしの月額の差より大きくなります。スマホの会社ごとにセット割が使える光回線は光回線の選び方とセット割の記事で、格安SIMで使える割引は格安SIMと光回線のセット割8社の比較で紹介しています。

フレッツ光や光コラボ(NTTの回線を借りて各社が売る光回線)から移る人は、工事費がかからない場合があります。フレッツ光からの転用や、光コラボどうしの事業者変更という手続きを使う場合です。手続きと手数料は光回線の乗り換え手順の記事で詳しく説明しています。

料金・工事費・解約の条件は2026年11月6日時点のものです。申し込む前に、各社の最新の料金表と解約の条件を確認してください。

格安SIM比較.net 編集部

掲載情報は各社公式サイトの情報を確認して作成しています。

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