WiMAXのモバイルルーターとホームルーターは、同じ会社なら料金プランも機種代も同じです。違うのは本体の作りです。モバイルルーターは電池で動くので、外へ持ち出せます。ホームルーターはコンセントにつないで家に置き、パソコンなどの機器をLANケーブルで2台までつなげます。
2026年11月6日時点で、UQ WiMAXが扱うのはモバイルルーターのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01と、ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13の2機種です。どちらも契約住所の外で使えます。ホームルーターでも、コンセントがあれば実家や出張先に持って行って使えます。
料金プランと機種代は、どちらを選んでも変わらない
WiMAXでは、同じ料金プランにどの機種を組み合わせても契約できます。UQ WiMAXのギガ放題プラスSは、L13とDOCK 5G 01のどちらでも契約できます。月額は5,280円で、WiMAX +5G割が付く13か月間は4,598円になります。
WiMAXを扱う3社の機種代と料金プランは、2026年11月6日時点で次のとおりです。
| 会社 | モバイルルーター(DOCK 5G 01) | ホームルーター(L13) | 料金プラン |
|---|---|---|---|
| UQ WiMAX | 33,220円(新規でプランと同時に買うと11,880円) | 33,220円(同じく11,880円) | どちらもギガ放題プラスS |
| BIGLOBE WiMAX +5G | 33,264円(36回払いなら月924円) | 33,264円(同じく月924円) | どちらの機種でも同じ |
| Broad WiMAX | 43,560円(36か月使うと割引で実質0円) | 43,560円(同じく実質0円) | どちらもギガ放題スタートプラン(プランは1つだけ) |
金額は税込みです。UQ WiMAXの11,880円は、UQ WiMAXおトク割の21,340円を引いた価格です。UQ WiMAXでは、このほかに登録料3,300円がかかります。Broad WiMAXはこの2機種のほかに、Wi-Fi 7に対応したモバイルルーターも扱っています。
3社とも、機種によって月額が上がったり下がったりはしません。どの会社が安いかは、月額・機種代・特典を合わせた総額で決まります。36か月使ったときの総額は、WiMAXのプロバイダーを月額・端末代・特典で比べた記事で会社ごとに紹介しています。
2台の違いは電源・有線LAN・つなげる台数に出る
UQ WiMAXの製品ページに載っている主な仕様は、次のとおりです。
| 項目 | DOCK 5G 01(モバイルルーター) | L13(ホームルーター) |
|---|---|---|
| 重さ | 約198g | 約635g |
| 電源 | 内蔵電池(5,400mAh・連続通信約540分) | コンセント(AC電源) |
| 下りの最大速度 | 3.5Gbps | 4.2Gbps |
| 上りの最大速度 | 286Mbps | 286Mbps |
| 有線でつなげる機器 | 1台(USBケーブルか、ドックのLAN端子) | 2台(LAN端子2つ) |
| Wi-Fiでつなげる機器 | 48台 | 32台 |
| 箱に入っているもの | 本体を置くドック | ACアダプタ、LANケーブル |
最大速度は、一部のエリアでだけ出る理論上の上限です。上りの最大速度はどちらも同じです。家で実際に出る速度は、置き場所と周りの基地局の混み具合で決まります。
大きく違うのは、LANケーブルでつなげる台数です。パソコンとゲーム機を両方LANケーブルでつなぐなら、LAN端子が2つあるL13が向いています。DOCK 5G 01に有線でつなげる機器は、USBケーブルかドックのLAN端子を使った1台までです。Wi-Fiでつなげる台数は、DOCK 5G 01のほうが多いです。
UQ WiMAXのDOCK 5G 01の箱には、ACアダプタが入っていません。BIGLOBEでも、対応するACアダプタは別売りです。手持ちのUSB-C充電器が使えるかを、申し込む前に調べてください。
同じL13でも、契約したプランで使える場所が変わる
ホームルーターは登録した住所でしか使えない、と思われがちです。実際には、使える場所は機種ではなく、契約する料金プランで決まります。
auのホームルータープラン 5GでもL13を使えますが、使える場所は契約住所に限られます。ドコモのhome 5Gも、登録した設置場所以外では使えません。
一方、UQ WiMAXのギガ放題プラスSで契約したL13は、契約住所の外でも使えます。引っ越しても、工事や住所の変更は要りません。出張先や貸事務所でも、コンセントに挿せば使えます。
実家の住所で契約して、一人暮らしの部屋に持って行く使い方もできます。電池がないので、使えるのはコンセントのある場所に限られます。WiMAX以外も含め、5社のホームルーターがどこで使えるかは、ホームルーターの仕組みと引っ越しの手続きの記事で比べています。
モバイルルーターを家の回線にするなら、先に家での電波の入り方を調べる
一人暮らしで外でも使いたいなら、モバイルルーター1台で家と外の両方をまかなう方法もあります。DOCK 5G 01は、家ではドックに置けば充電しながら使えます。
当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。
- 以前はほかの会社のホームルーターを使っていて、今はWiMAXのモバイルルーターを家で使っている。データをかなり多く使った月でも、速度を制限されたことはない。家で電波がよく入るかは置いてみないと分からないので、まずお試しで借りるのがよい
- WiMAXのポケット型を契約したら、地方の大きな都市でも建物の陰に入ると急につながりにくくなった。たくさん使った後は、本体を再起動しないと調子が戻らなかった
これらは個人の体験で、時期や場所、機種により結果は異なります。2つ目は、今の機種より前の機種での体験です。持ち歩く人は、ふだん行く場所が5Gの範囲に入っているかを、WiMAXのエリアマップで先に調べておいてください。
ギガ放題プラスSのデータ量に上限はありません。ただし、一定期間に大量の通信をすると、混み合う時間帯に速度が制限されることがあります。
電波が届きにくい場所では、つながる範囲をau 5G・4G LTEのエリアまで広げるプラスエリアモードも使えます。オプション料は月1,100円で、auスマートバリューかUQ mobileの自宅セット割(インターネットコース)が付いていれば無料です。プラスエリアモードで月30GBを超えて使うと、その月の末まで通信速度が最大128kbpsになります。
外で使う日数と、有線でつなぐ機器の数で選ぶ
先に確認したいのは、家の外で使う日がどれくらいあるかです。次の順に当てはめていくと、どちらが合うかが分かります。
- 通勤や外出先で週に何日も使うなら、DOCK 5G 01を選ぶ
- 外ではほぼ使わず、家に置いたまま使うなら、L13を選ぶ
- LANケーブルで2台つなぐなら、L13を選ぶ
- 実家や出張先へ持って行く程度なら、コンセントがあればL13でも足りる
- ここまでで決まらないときは、家で電波がよく入るほうを選ぶ
家での電波の入り方は、契約の前に試せます。UQ WiMAXのTry WiMAXでは、L13とDOCK 5G 01のどちらか1台を15日間無料で借りられます。
機種代・月額・使える場所の条件は、2026年11月6日時点の内容です。契約の前に、各社の最新の案内で条件を確認してください。






