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ポケットWiFiの無制限を比較|速度制御と解約時の費用

公開日

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ポケット型WiFiの「無制限」は、月のデータ量に上限がないという意味で、速度がいつも落ちないという約束ではありません。2026年10月24日に3社の公式ページを確認したところ、3社とも混雑時などに速度を制御する場合があると書いていました。

比べるときは、上限が残る通信モードがあるか、いま新規で申し込めるプランか、やめるときに費用がかかるかを同じ表で見てください。月額の安さは、その次に比べれば足ります。

「無制限」の注記に書かれている速度の制御

UQ WiMAXのギガ放題プラスSは、一定の期間に大量の通信をした人について、混雑する時間帯の速度を制限する場合があるとしています。エリアの混雑やネットワークの高負荷でも制限がかかることがあります。

楽天モバイルのRakuten最強プランも、公平なサービス提供のため混雑時などに速度を制御する場合があると注記しています。どちらも何GBで制御するかという数字は公表していません。

つまり、無制限のプランでも、夕方から夜の混む時間帯や人の多い場所では遅くなることがあります。速度の数字の読み方は格安SIMの速度比較の読み方の記事で紹介しています。

モバイルルーターで使える3社のプランの条件一覧

当編集部が2026年10月24日に、UQ WiMAX・楽天モバイル・ソフトバンクの3社の公式ページで、モバイルルーターで使えるプランの条件を確認しました。料金はすべて税込です。

項目 UQ WiMAX
ギガ放題プラスS
楽天モバイル
Rakuten最強プラン
ソフトバンク
データ通信専用50GBプラン
月額 5,280円(WiMAX +5G割で13か月間は4,598円) 3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・20GB超3,278円(最強家族割で各110円引き) 5,830円
月のデータ量 スタンダードモードは制限なし 20GBを超えると上限なし 50GBまで
上限を超えたとき プラスエリアモードは月30GBを超えると月末まで最大128kbps 国内の上限なし(海外は月2GBを超えると最大128kbps) 請求月末まで最大128kbps(追加データの購入で解除)
混雑時の制御 大量に使った人は混雑する時間帯に制限する場合あり 混雑時など制御する場合あり 混雑時に通信の種類によらず制御する場合あり
解約時の費用 契約解除料なし 2025年4月以降の申込で利用開始から1年以内なら解約事務手数料(最大1,078円) 2026年7月以降の加入で12か月以内なら契約解除料1,100円
主なルーター Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 Rakuten WiFi Pocket 5G(eSIMのみ) タブレット・パソコン・データ通信の機器が対象

※2026年10月24日時点、各社公式サイトにて確認。端末代と登録料などの初期費用は表に含めていません。

WiMAXの上限はプラスエリアモードだけに残っている

ギガ放題プラスSで上限がないのは、標準のスタンダードモードです。au 5G/4G LTEのより広いエリアにつながるプラスエリアモードは、月30GBまでと決まっています。

30GBを超えると、その月の末までプラスエリアモードの速度が最大128kbpsになり、翌月1日に順に戻ります。オプション料は月1,100円で、auスマートバリューか自宅セット割の適用中は無料です。

地下や建物の奥でプラスエリアモードに切り替える使い方が多い人は、この30GBで足りるかを先に考えておきましょう。旧規格のWiMAX 2+との違いはWiMAXとWiMAX 2+の違いの記事で解説しています。

楽天モバイルのデータ専用プランは新規受付を止めている

楽天モバイルには、データ通信だけのRakuten最強プラン(データタイプ)があります。このプランは2026年3月5日から新規の申し込みを一時停止していて、再開の時期は示されていません。

いまポケット型WiFiで楽天回線を使うなら、通話もできる通常のRakuten最強プランを申し込む形になります。Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIMだけに対応しているので、SIMカードを差し替えて使うことはできません。

通常プランは使った量で月額が変わり、3GBを超えて20GBまでの月は2,178円です。外で使う量が月によって大きく違う人には、この段階制が合います。

ソフトバンクの無制限はスマホ向けでルーター用ではない

ソフトバンクの「データプランテイガク無制限」は、提供条件書の対象機種がiPhoneとスマートフォンです。ルーターは対象として挙がっていません。

モバイルルーターなどデータ通信の機器で使えるのは、月50GBまでのデータ通信専用50GBプランです。50GBを超えると、追加データを買わない限り請求月末まで最大128kbpsになります。

同じ会社の名前で無制限と書かれていても、スマホのプランをそのままルーターで使えるとは限りません。申し込む前に、プランの対象機種にルーターが入っているかを確かめてください。

2年間の月額の合計を当編集部で試算

上の表の月額を使い、24か月続けた場合の月額の合計を当編集部で計算しました。楽天モバイルは毎月20GBを超える前提、割引は表に書いたものだけを入れています。

プラン 計算 24か月の合計
UQ WiMAX ギガ放題プラスS 4,598円×13か月+5,280円×11か月 117,854円
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3,278円×24か月 78,672円
ソフトバンク データ通信専用50GBプラン 5,830円×24か月 139,920円

※当編集部の試算。端末代・登録料・オプション料・キャンペーンは含めていません。UQ WiMAXは別に登録料3,300円がかかります。

楽天モバイルの合計がいちばん小さくなりますが、使える場所の広さや混雑時の速度はこの表では比べられません。ソフトバンクは50GBの上限があるので、上限のない2社と同じ使い方はできません。

夕方以降の速度は自分の生活圏で試す

当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。

  • 楽天モバイルのポケット型WiFiを自宅の回線の代わりにしたところ、夕方から夜にかけて動画の書き出しやクラウドへの保存がかなり遅くなり、月末に近づくほど遅く感じた。充電しながら使うと本体が熱を持って充電が止まることもあり、結局は家の光回線の代わりにはならなかった。

この体験は1人の利用者のもので、時期や場所によって違います。それでも、昼の速度だけで決めずに、使う時間帯に試す意味はあります。UQ WiMAXは公式で15日間の無料お試しを用意しているので、自宅や職場で夜に試すことができます。

使う量と場所から逆算する選び方

手続きの前に、先に決めておきたいのは、月にどれだけ使うかと、どこで使うかの2つです。

  1. 直近3か月のスマホとパソコンの通信量を見て、月20GBを超えるかを調べる。
  2. 使う場所が地下や建物の奥に多いなら、WiMAXはプラスエリアモードの30GBで足りるかを考える。
  3. 楽天回線のエリアマップで、自宅・職場・通勤路が入っているかを見る。
  4. 1年以内にやめる可能性があるなら、解約時の費用と端末の残りの支払いを調べておく。
  5. 候補を2つに絞ったら、24か月の月額の合計に端末代と初期費用を足して比べる。

WiMAXのプロバイダーごとの料金はWiMAXの料金比較の記事で紹介しています。家の固定回線の代わりに考えている人は、光回線やホームルーターとも比べてから決めてください。

参考:UQ WiMAX ギガ放題プラスS/楽天モバイル Rakuten最強プラン/ソフトバンク データ通信専用50GBプラン

料金とデータ量の条件は2026年10月24日時点の内容です。契約の前に、各社の最新の案内で速度制御と解約時の条件を確認してください。

格安SIM比較.net 編集部

掲載情報は各社公式サイトの情報を確認して作成しています。

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