WiMAXのエリアは、UQ WiMAXの公式サイトにあるエリアマップで確かめます。いまのWiMAX +5Gでは、住所を入れて○や×が出る判定ではなく、地図に重ねた色で電波の種類を見る形です。
地図は屋外の電波の目安なので、家の中で使えるかまでは分かりません。確実に知りたいときは、契約の前に15日間無料で借りられるTry WiMAXで、実際に使う部屋で試してください。
エリアマップの色は電波の種類を表している
UQ WiMAXのエリアマップを開くと、最初に表示されるのは5G対応のスタンダードモードの地図です。地図の下には色の説明があり、5G sub6、5G NR化、4Gの3色で塗り分けられています。
5G sub6は5G専用の電波、5G NR化は4Gで使っていた電波の一部を5Gに切り替えたエリアです。4Gの色だけの場所でも、WiMAX +5Gの端末は4Gの電波でつながります。
画面の上には時点の切り替えがあり、2026年10月29日に見たときは2026年9月末時点の地図と、春以降の予定の地図を選べました。予定の地図はあくまで計画で、開始時期や範囲が変わることがあると公式サイトに書かれています。
住所を入れて○×を出す判定は今のWiMAXには使えない
WiMAXのエリア確認の方法として、住所を入れると○・△・×で答えが出るピンポイントエリア判定を紹介する解説記事があります。この判定はWiMAX 2+向けの機能として案内されてきたものです。
BIGLOBE WiMAX +5Gのよくある質問には、WiMAX +5Gの対応エリアは○×△の結果が出る方法ではなく、色を重ねたエリアマップで確認すると書かれています。古い解説記事の手順どおりに探しても、今の端末向けの判定は見つかりません。
地図の検索欄に住所や郵便番号を入れれば、その場所まで地図が移動します。自宅、職場、よく使う駅を順に入れると、それぞれの場所が何色かが分かります。
色が付いていても家の中で使えるとは限らない
UQ WiMAXの対応エリアのページには、エリア内でも屋内、車の中、地下、トンネル、ビルの陰、山間部では通信できなかったり速度が落ちたりすると書かれています。高層ビルやマンションの高い階でも、使えない場合があるとされています。
UQはエリアの表示について、住所付近の地上の屋外を想定して独自にシミュレーションした結果だと案内しています。地図は家の外の目安で、使う部屋ごとの電波は別に確認する必要があります。
プラスエリアモードの地図も見ておく
エリアマップは通信モードを切り替えて表示できます。プラスエリアモードはauの電波も使えるモードで、スタンダードモードより地図の色が付く範囲が広くなります。
UQ WiMAXのギガ放題プラスSでは、プラスエリアモードで使えるデータ量は月30GBまでです。超えると当月末まで最大128kbpsに制限され、利用料は月1,100円かかります(auスマートバリューなどの適用中は無料・2026年7月23日現在の掲載)。
当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。
- 家ではプラスエリアモードにしないと通信できないため、データ量をすぐに使い切ってしまわないか気にしているという声
家でプラスエリアモードが前提になると、月30GBの上限を超えた時点で速度が大きく落ちます。スタンダードモードの地図で自宅が4Gの色の端に近い人は、この上限まで含めて考えてください。
契約前に実機で試せるTry WiMAX
Try WiMAXは、UQ WiMAXの端末を15日間無料で借りられるサービスです。2026年6月1日時点の案内では、次の条件になっています。
- 借りられる端末はホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13か、モバイルルーターのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01のどちらか1台
- 申し込みには本人名義のクレジットカードが必要で、デビットカードは使えない
- 利用は1人1回までで、前回の貸し出しから2年以上たてば再び申し込める
- 返却期限の日の24時までに発送する。返さない場合や紛失・故障の場合は、端末に相当する金額を請求されることがある
- 借りた端末をそのまま契約に切り替えることはできない
プロバイダーで契約する予定でも、WiMAXの電波そのものを試す目的なら役に立ちます。在宅勤務の時間帯や夜など、実際に使う時間に家の中を移動しながら試すと、置き場所も決めやすくなります。
4社の「試す方法」と「届いてからの解約」の条件
WiMAXを申し込める会社は複数あり、契約の前に試せるかどうかと、届いてから解約できる条件が会社で違います。2026年10月29日に4社の公式ページとよくある質問で確認した条件は、下の表のとおりです。
| 会社 | 契約前のお試し | 届いてからの解約の条件 |
|---|---|---|
| UQ WiMAX | Try WiMAXで15日間無料 | オンラインショップと店頭の契約は8日間キャンセル(確認措置)。自宅の電波状況が不十分な場合などに使える。電話での契約は初期契約解除 |
| GMOとくとくBB WiMAX | 自社のお試しの案内は確認できず | 申し込み後のキャンセルは不可。端末を受け取ってから8日以内に書面で初期契約解除。契約解除料はかからず、事務手数料3,300円がかかる |
| BIGLOBE WiMAX +5G | 端末のレンタル・お試しは行っていない | 申し込み後のキャンセルは不可。エリア外を理由に解約しても、申込時にかかった料金は返金されない(よくある質問) |
| Broad WiMAX | お試しの案内は確認できず | 端末の到着日を1日目として8日以内に電話で申請(初期契約解除)。事務手数料3,300円がかかり、期限内に端末一式を返送する |
GMOとくとくBBとBroad WiMAXは、法人名義の契約が初期契約解除の対象外です。どの会社も、細かい条件は申し込み時の書面に書かれています。
8日以内なら理由を問わず解約できるとは限らない
WiMAXは届いてから8日以内なら解約できると覚えている人は多いのですが、仕組みは2つあります。初期契約解除は、書面で申し出れば理由を問われない制度です。確認措置は、電波状況や説明が不十分だった場合に限って解除できる制度です。
総務省の携帯電話ポータルサイトの解説では、初期契約解除でも、解除までの利用料や事務手数料は支払う場合があるとされています。UQ WiMAXの確認措置でも、解除日までの利用料金は自己負担です。
8日は思ったより短く、週末をはさむと試せる日はさらに減ります。端末が届いた日から、家の中で使う場所を一通り試してください。
使う場所から逆算したエリア確認の順番
先に確認したいのは、どこで一番長く使うかです。家だけで使うのか、外にも持ち出すのかで、見る地図と試し方が変わります。
- エリアマップのスタンダードモードで、自宅と職場、よく行く場所の色を見る
- モードをプラスエリアモードに切り替えて、同じ場所の色も見ておく
- 4Gの色の端に近い、または鉄筋の建物の奥で使うなら、Try WiMAXで実際の部屋と時間帯に試す
- 契約する会社の、届いてから解約できる条件と期限を申し込み前に控えておく
- 端末が届いたら8日以内に、使う部屋すべてで動画やビデオ通話を試す
家の中の電波に不安が残るなら、工事のいらないほかの回線とも比べてください。WiMAXのプロバイダーごとの月額と端末代の違いはWiMAXプロバイダー比較の記事で、5社のホームルーターの使える場所の条件はホームルーターの比較で紹介しています。持ち歩く使い方が中心なら、ポケットWiFiの無制限プランの条件も参考になります。
エリアとお試しの条件は2026年10月29日に確認した内容です。申し込む前に、契約する会社の最新の案内で、届いてから解約できる期限と費用を確認してください。






