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iPhoneの乗り換えキャンペーンの見方|端末割引とSIM特典の違い

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iPhoneの乗り換えキャンペーンは、端末の値引きと、回線を契約したことへの特典(楽天ポイントやdポイントなど)の2つに分けて読みます。端末の値引きは、その会社の販売価格から引かれるものです。Apple Storeの価格と比べると、値引きの見た目ほど安くならないことがあります。

2026年11月3日に、iPhone 17(256GB)を例にApple Store・楽天モバイル・ahamoの公式ページで価格と条件を確認しました。端末とセットで買うのが得な会社と、Apple Storeで買ってSIMだけ乗り換えるほうが得な会社に分かれました。

値引きの前に、販売価格がApple Storeと違う

同じiPhoneでも、売っている会社によって元の価格が違います。2026年11月3日時点の、iPhone 17(256GB)を一括で買う場合の価格は次のとおりでした。

購入先 値引き前の価格 乗り換えでの値引き 値引き後の支払い
Apple Store(SIMフリー) 159,800円 なし 159,800円
楽天モバイル 176,800円 20,000円 156,800円
ahamo 199,793円(計算値) 44,000円(5G WELCOME割) 155,793円

ahamoの値引き前の価格は、公式ページにある値引き後の一括価格に5G WELCOME割を足して当編集部が計算したものです。出典はApple Store、楽天モバイル、ahamoの各ページです。

4万円を超える値引きが付いても、値引き後の支払いはApple Storeより4千円ほど少ないだけでした。値引きの金額は、元の価格とセットで見る必要があります。

端末の値引きとSIMの特典は条件が別

キャンペーンの広告では、端末の値引きとSIMの特典が「最大◯円相当」とまとめて書かれることがあります。2つは受け取る条件が違います。

  • 端末の値引き:乗り換えの申し込みと同時に、その会社で端末を買うことが条件です。回線とセットで売る端末の値引きには、電気通信事業法の規則で上限があります。
  • SIMの特典:番号を移して回線を契約したことに付く特典です。端末を買わなくてももらえる会社と、端末を一緒に買うともらえなくなる会社があります。

値引きの上限の仕組みは、格安スマホのセールの見方の記事で紹介しています。特典の受け取り時期の読み方は、MNPキャンペーンの「最大◯円」の読み方をご覧ください。

楽天モバイルとahamoの条件をiPhone 17で比べた

2026年11月3日に2社の公式のキャンペーンページで、端末を一緒に買う場合とSIMだけで乗り換える場合の特典を確認しました。

会社 端末と一緒に買う場合(MNP) SIMだけで乗り換える場合(MNP) 両方もらえるか
楽天モバイル 一括か24回払いで20,000円引き。さらにiPhone購入の6,000ポイント 初めての申し込みで10,000ポイント(要エントリー) もらえる。端末と一緒に買うと合計36,000円相当
ahamo 5G WELCOME割で44,000円引き 20,000ポイント(要エントリー) もらえない。端末を一緒に買うとdポイントの対象外

楽天モバイルの2つの特典は、どちらもRakuten Linkで10秒以上の発信をすることが条件です。2020年4月8日以降に3回線以上を解約している人は、20,000円の値引きの対象外と書かれています。

ahamoのキャンペーンページは、乗り換えの手続きと同時に端末を買った場合を、dポイントがもらえない例として挙げています。広告の金額を足し算して考えると、ここで見込み違いが起きます。

Apple Storeで買う場合とセットで買う場合を試算した

上の条件をもとに、当編集部でiPhone 17(256GB)を手に入れるまでの負担を計算しました。一括払いで下取りはなし、楽天ポイント・dポイントは1ポイント1円として使い切る前提です。乗り換え先の月額は、どちらの買い方でも同じなので含めていません。

乗り換え先 買い方 端末の支払い 受け取る特典 差し引いた負担
楽天モバイル 楽天モバイルでセットで買う 156,800円 16,000ポイント 140,800円相当
楽天モバイル Apple Storeで買い、SIMだけ乗り換える 159,800円 10,000ポイント 149,800円相当
ahamo ahamoでセットで買う 155,793円 なし 155,793円
ahamo Apple Storeで買い、SIMだけ乗り換える 159,800円 20,000ポイント 139,800円相当

楽天モバイルに移るなら、セットで買うほうが9,000円相当少なくなります。ahamoに移るなら、Apple Storeで買ってSIMだけ乗り換えるほうが15,993円相当少なくなりました。

「キャリアで買えば値引きがある分だけ安い」とは限りません。乗り換え先ごとに、端末の値引きとSIMの特典のどちらを選ぶ形になっているかで結果が変わります。

2年で返す人は返却プログラムの価格で比べる

上の試算は、iPhoneを買い取って長く使う人向けの計算です。2年ほどで手放す人は、返却を前提にした価格を比べます。

ahamoのページでは、いつでもカエドキプログラムを使い、23か月目に端末を返した場合の負担は22,033円でした。月1円の23回払いと、プログラム利用料22,000円の合計です。返さずに使い続けると、24回目の残りの支払いが再分割されます。

楽天モバイルにも、楽天カードの48回払いで25か月目以降に返す買い方があります。返却の価格は使う月数と端末の状態で変わるため、買い取る場合の価格とは別に比べてください。実質価格の考え方は、先ほどのセールの見方の記事でも紹介しています。

特典には受け取りの操作と期限がある

SIMの特典は、乗り換えた直後にもらえるわけではありません。受け取りに操作が必要な会社もあります。

  • 楽天モバイルの10,000ポイントは3回に分けて受取通知が届き、そのつど受け取りの操作が要ります。受け取れるのは通知から2か月後の月末まで、有効期限は通知日から3か月後の月末までです。
  • ahamoの20,000ポイントは、条件を満たした月の翌々月末から5か月間、毎月4,000ポイントずつ進呈されます。

楽天モバイルの特典は期間限定の楽天ポイントで、有効期限を過ぎると使えなくなります。もらった特典を何に使うかまで決めておくと、試算どおりの負担に近づきます。

iPhoneを長く使う人の体験談

当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。

  • 同じiPhoneを5年ほど使い続け、通信は格安SIMにしているという人が、こうした使い方ならApple Storeで買うほうが安く済むと答えていた体験談

個人の体験で、時期や使い方により異なります。何年使うかによって、どの買い方が得かは入れ替わります。

何年使うかから買い方を決める順番

買い方を比べる前に、そのiPhoneを手放す時期の見当をつけておきます。そのうえで、次の順に比べてください。

  1. 2年ほどで返すか、買い取って長く使うかを決める。返すなら返却プログラムの負担、買い取るなら一括の価格を使う
  2. 乗り換え先のキャンペーンページで、端末の値引きとSIMの特典が両方もらえるかを読む
  3. Apple Storeの価格からSIMの特典を引いた金額と、セットで買った場合の金額を並べる
  4. ポイントの受け取り期限と使い道を確認する

各社のキャンペーンを一覧で比べたいときは、格安SIMの乗り換えキャンペーン比較をご覧ください。

価格と特典は2026年11月3日に確認した内容で、キャンペーンは予告なく変わります。申し込む前に、各社の最新の案内で端末の価格と特典の条件を確認してください。

格安SIM比較.net 編集部

掲載情報は各社公式サイトの情報を確認して作成しています。

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