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物理SIMからeSIMへ切り替える手順と6社の手数料

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今のSIMカードをeSIM(スマホ本体に回線の情報を書き込む方式)に切り替えるには、契約している会社のサイトかアプリで申し込みます。そのあと、案内に沿って回線の情報をスマホに読み込めば完了です。2026年11月5日時点では、大手3社はWebで手続きすれば手数料がかからず、店頭だと4,950円(税込)かかります。

新しいスマホに買い替えるときは、手続きの順番で手間が変わります。機種と会社の組み合わせによっては、古いスマホで先にeSIMへ切り替えなくても、新しいスマホの初期設定で回線を移せます。回線がeSIMに切り替わった時点で、それまでのSIMカードは使えなくなります。

切り替える前に準備しておく3つのこと

申し込みの前に、次の3つを手元にそろえておきましょう。手続きが途中で止まると、SIMカードもeSIMも使えない時間ができてしまいます。

  • Wi-Fiにつながる環境。回線の情報はネット経由で読み込むため、スマホがWi-Fiにつながっている必要があります。
  • 契約している会社のIDとパスワード。会社によっては手続きの途中でSMSの認証コードが届くので、今のSIMカードが使えるうちに始めてください。
  • eSIMに対応したスマホ。設定画面にEID(eSIMの識別番号)が表示されれば対応しています。

手元のスマホが対応しているかの調べ方は、eSIM対応機種の確かめ方の記事で、iPhoneとAndroidに分けて説明しています。

同じスマホでSIMカードからeSIMに替える手順

スマホを買い替えず、今のスマホのままeSIMにする場合の流れです。メニューの名前は会社によって違いますが、大まかな流れはどの会社も同じです。

  1. スマホをWi-Fiにつなぎ、契約している会社のサイトかアプリにログインします。
  2. SIMの変更や再発行のメニューから、SIMの種類にeSIMを選んで申し込みます。本人確認の書類を求められることがあります。
  3. 受付が済んだら、案内に沿ってeSIMのプロファイル(回線の情報)をスマホにダウンロードします。
  4. Wi-Fiを切って、電話の発信とデータ通信ができるかを確認します。auなら、111(通話料無料)に電話すると発信を試せます。
  5. eSIMで通信できたら、古いSIMカードを抜きます。

iPhoneなら、契約している会社が対応していれば、設定アプリの「モバイル通信」の画面からSIMカードをeSIMに変更できます。AppleのeSIMのサポートページにも、契約している会社が対応している場合に限ると書かれています。

6社の切り替え手数料と、古いSIMカードが使えなくなる時期

大手3社と楽天モバイル、povo2.0、mineoの6社で、SIMカードからeSIMへ替えるときの手数料と条件は、2026年11月5日時点で次のとおりです。各社の公式サイトの「よくある質問」をもとにしており、金額は税込です。

会社 Web・アプリで手続き 店頭で手続き 手続きの条件・注意
ドコモ 無料(オンラインショップはキャンペーン中・終了時期未定) 4,950円(機種の購入と同時なら無料) eSIMクイック転送などに対応した機種なら、申し込みなしで無料で切り替えられる
au 無料(My auで手続き) 4,950円 受付は0時5分〜23時55分。回線の切り替えに30分ほどかかる。オンラインショップで新規契約した人は、開通の2日後から手続きできる
ソフトバンク 無料(同じスマホのままでも、オンラインショップの機種変更から端末を買わずに申し込む) 4,950円 端末を買わない機種変更でeSIMにする手数料は、2026年1月21日から無料
楽天モバイル 無料 公式の案内に記載なし 新しいeSIMを開通した後に、古いSIMカードが使えなくなる(再発行の理由が紛失・盗難でない場合)
povo2.0 無料(povo2.0アプリで手続き) 店頭の受付なし 受付は9時30分〜20時。新しいSIMが使えるようになるまで、今のSIMカードを使える
mineo 無料(eSIMプロファイル発行料) 公式の案内に記載なし 発行まで最短1日程度、2〜3日かかる場合あり。申し込み後の取り消しは不可

6社とも、Webかアプリで手続きすれば費用はかかりません。費用の差が出るのは、店頭で手続きを頼む場合です。

auでは、回線の種類(4G・5Gなど)が変わると、料金プランの変更が必要になることがあります。申し込みの画面で、プランが変わらないかを確認してください。

eSIMからSIMカードへ戻す手続きは有料の会社がある

SIMカードからeSIMへの切り替えは無料でも、反対に戻すときは手数料がかかる会社があります。

povo2.0では、eSIMからSIMカードへ変更すると3,850円(税込)の手数料がかかります。楽天モバイルも、SIMカードへの交換・再発行には3,300円(税込)がかかります。

eSIMに対応していない古いスマホへ戻す可能性がある人は、この費用も考えに入れておきましょう。SIMカードを差し替えて予備のスマホを使っている人も同じです。eSIMが自分に向いているかは、eSIMのデメリットと再発行の手続きの記事で紹介しています。

機種変更と同時にeSIMにするなら新しいスマホで手続きする

新しいスマホがeSIMにしか対応していない場合も、今のスマホで先にeSIMへ切り替える必要があるとは限りません。機種と会社の組み合わせによっては、新しいスマホの初期設定の中で回線を移せるためです。

ドコモのよくある質問によると、転送に対応した機種なら申し込みは要りません。iPhoneのeSIMクイック転送か、AndroidのeSIM転送機能を使い、本体の設定だけでeSIMに変更できます。Appleも、通信事業者によってはクイック転送の途中でSIMカードをeSIMに変更できると説明しています。

iPhoneどうしでeSIMクイック転送を使うには、2台とも同じApple Accountでサインインし、Bluetoothをオンにしておきます。2台ともiOS 18.4以降であることも条件です。新しいiPhoneで回線が使えるようになると、古いiPhoneのSIMは使えなくなります。

転送の機能が使えない組み合わせでは、新しいスマホを手元に用意してから、会社のサイトでeSIMの発行を申し込んでください。古いスマホで先にeSIMにしてしまうと、そのeSIMを新しいスマホへもう一度移す手続きが増えます。

SIMカードからeSIMに替えた人の体験談

当編集部が確認したところ、次のような体験談がありました。

  • 古いiPhoneはクイック転送の対象外と書かれていて不安だったが、Wi-Fiにつないだ古いiPhoneの設定画面でeSIMに変えてから、新しいiPhoneへ転送したところ移せた、という人がいました。
  • アプリの申し込み履歴には開通が完了したと出ているのに、スマホは圏外のままだった。自宅にWi-Fiがなく外出先で作業したが、結局eSIMに切り替わらなかった、という人もいました。
  • 機種変更でクイック転送を試したら、会社に連絡するよう表示されて先に進めなかった人もいました。サイトで変更を申し込もうとしても、手続き中のため待つよう表示され続けたそうです。

これらは個人の体験で、機種や時期によって結果は変わります。機種変更の手続きが終わるまでは、ほかの手続きができない会社があります。急ぐ日に試すのは避け、つながらなくなったときに店頭へ行ける日に作業すると安心です。

空いたSIMカードの差し込み口には、データ専用のSIMを入れられる

eSIMに替えると、スマホのSIMカードの差し込み口が空きます。この差し込み口にデータ専用のSIMを入れると、1台のスマホで2つの回線を使い分けられます。

この使い方は、通信障害に備えて別の回線を持っておきたい人や、データ通信の容量を安く増やしたい人に向いています。データ専用のSIMの月額料金を知りたい人は、データSIMの容量別の月額を比べた記事をご覧ください。

料金・手続きの条件は記載時点の内容です。切り替えの前に、契約している会社の最新の案内で手順と手数料を確認してください。

格安SIM比較.net 編集部

掲載情報は各社公式サイトの情報を確認して作成しています。

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